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こころに いいカメ情報 【第13号】 平成15年2月22日発行
今月のこころに
  イイかめッセージ
「八百のうそを上手に並べても、
    まこと一つにかなわざりけり」


いくつキレイ事をならべてみても、たくさんの言葉で説明をしても、
ましてや「うそ」では相手に伝わりません。
「まこと」つまり、真実・事実ほど説得力のあるコトバはありません。
正直である事…大切です。



イーカメ ふるさと むかし話 第十三 話

 鉄の乳首から沸き出る清水が、木漏れ日にまばゆく光る。亀岡市西別院町神地の市杵島姫神社、通称"弁天さん"の湧き水で、これを飲むと母乳がよく出るとされる"乳の泉"です。今でも、どこからかこの話を聞いて、お腹の大きな妊婦さんや赤ちゃんを抱いた若奥さんが訪れています。

その昔、嵯峨御所のこころやさしい皇女が・・・
その昔、嵯峨御所のこころやさしい皇女が玉のようにマルマルと太った男の子を産みました。御所では、このビッグニュースに大騒ぎ。ところがところが、困ったことに皇女の乳の出がよくありません。あいにく適当な乳母もいません。男の子は、日に日に衰弱していきました。皇女は、嘆き悲しみました。そんなある日、一人で庭に出た皇女は、「丹波の弁天さん」との声を聞いたような気がしました。ハッとして、声のした方を見ると、白いヘビが目の前で池にスルスルと入っていくではありませんか・・・。かつて牛車にひき殺されそうになっていたときに助けたその時のヘビでした。皇女は、その声を忘れようとしましたが、耳の奥深く、繰り返し、繰り返し聞こえるのでした。
やがて皇女は、わらをもつかむ思いで・・・
  やがて皇女は、ワラをもつかむ思いで、か弱い足をかばいながら丹波路へと向かいました。ようやく"弁天さん"を探し当てた皇女は、ひきよせらえるようにわき水を口に含みました。気のせいか、乳首が張り出したようでした。一口・・・二口・・・飲むうちに、たちまち両の乳首から乳があふれ出しました。その時、湧き水近くでガサガサと音がして、ふっと見ると、白ヘビが去るところでした。皇女は、あの時のヘビが自分を救ってくれたものと思いました。御所に帰った後、召し使いに探させたが、見つかりませんでした。

男の子は元気を取り戻し・・・
 男の子は元気を取り戻し、すこやかに成長し、やがて立派に成人しました。ほどなくこの話は、都中に広まりました。これ以来、湧き水は"乳の泉"として、母親の守り神になり、湧き水には乳房を型どった鉄製のワクも取り付けられました。

"弁天さん"はこんもりとした樹木に囲まれ・・・
  "弁天さん"は、こんもりとした樹木に囲まれ、今も沸き水はこんこんと流れ出しています。水温は四季をつうじて、摂氏14度で、真夏でも長く手を入れていられないほどの冷たさです。なにひとつ手は加えられていませんが、無菌だそうです。一升瓶に詰めたまま、一年後に取り出して飲んでも大丈夫だったとのエピソードも残っています。
 
しるべ: JR亀岡駅から府道、池田―亀岡線を南東へ20kの大阪府境。
京都交通バス「神地」下車すぐ。
近くにこの湧き水を使ったマスの養殖場もあります。
"乳の泉"は境内にあり、だれでも飲むことが出来ます。
亀岡市西別院町神地
 

次回予告
次回は…なんでしょね。(変更お願いします)




イーカメ ふるさと 智恵袋
かめおかの方言 その A 動詞・表現編
 日本のあらゆる町に、村に、そして長い歴史とくらしの中に育まれ、生きつづける、いろいろな言葉(方言)があります。わたしたちの住むまち、亀岡にも、すばらしい方言と心のあたたかさを感じさせる「丹波弁」という名のナマリがあります。多少近郷の方言と重なり合うこともありますが、日常会話の中に「主役」「脇役」に登場する方言を紹介します。
 さて、あなたはいくつわかりますか?半分わかれば、「ネイティブかめおか人!」です。

動詞・表現編

方言 現代語訳
かもち 肩棒(てんぴん)で物をはこぶ
業がわく 腹が立つ
くらわす 人をなぐる
くれ 欲しいこと
くんない ください
けやす 電灯などを消すこと
しゅらがもえる 腹が立つ
しょったら …したら
しょんどる 混み合っている
たばる 神仏よりお供物をいただく
へたる 座る
さいめ 山の境界
さかいき 月夜
じょうり 草履
いいカメ「方言」劇場 動詞・表現編
エピソード そのA 「まつヒトこい物語」 母と子のまちがど会話編

母 「そんなとこでへたって(へたる)何しとるんや?」
子 「ゲーセンしょんどるし、待っとんにゃ。」
母 「もう家帰って、宿題でもしょったらどや、ほんまに…」
※:ちなみに「ゲーセン」とはゲームセンターの略語で
「方言」ではございませんので、ご注意(?)ください。

次回予告
次回は…なんでしょね。(変更お願いします。)

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